ホズマーはSDPへ
現地2018年2月17日、去就が注目されていたロイヤルズからFAのエリック・ホズマー(Eric Hosmer)のディールが決まりました。
8年総額$144M
パドレスとなんと8年で合意です。
総額は$144Mで、年平均で最低でも$20Mドルとなるかなりの大型契約。パドレス、思い切りましたね!
ウィル・マイヤーズはOFへ?
このディールにより、パドレスはウィル・マイヤーズ(Wil Myers)とともに左右の打撃の中心を獲得することになった・・・・というところですが、ポジションが1B同士で重なっています。
パドレス、どうするのでしょうか?
ホズマーは左投げ、マイヤーズは右投げ。ただ、1Bでのゴールドグラブ賞を4度も受賞しているエリック・ホズマーに軍配が上がりそうです。
マイヤーズは一応、プロフィールではRFも出来ることになっているので、すでにスプリング・トレーニングに入っている中、OFへのコンバートを余儀なくされそうです。首脳陣はうまくマイヤーズを説得しなければなりませんね。
ちなみに年齢はホズマーが28才、マイヤーズが27才になったばかりで1つしか違いません。
ホズマーは2017年、162試合に出場
エリック・ホズマーは2017シーズンは162試合すべてに出場。603打数、192安打(キャリアハイ)。打率.318、HR 25、RBI 94を記録。
今回、パドレスが大型契約に踏み切ったのはこの安打数の多さとHR数の際立ったバランスにあります。3割、30本が見えているのですから、やはり価値が高いです。ちなみにホズマーのOBP(2017年)は.385 ! 盗塁は年に一桁。また、ここまで契約が残っていたのは、これらの高い数値を考えた場合、年俸が高騰することを警戒してというところ。
同地区にドジャース、ジャイアンツ、Dバックスという強いチームを抱えるパドレスは、これでとにかく打撃陣は勝負できる形になりました。どこまで食い込めるか、楽しみです。
KCRの戦力低下は?
ちなみに、ホズマーのFA流出で戦力低下が心配されるロイヤルズですが、まだアレックス・ゴードン(LF)、アルシデス・エスコバー(SS)、サルバドール・ペレス(C)がいます。
2Bの控えには元ドジャースで野茂さん時代に活躍したラウル・モンデシーの次男坊、登録名ラウル・モンデシー(ややこしいな!)もおります。
次男の本名はラウル・アダルベルト・モンデシー。長男は現在レイズ傘下のマイナーで、名前はラウル・モンデシー・ジュニア。さらに元カブスで豪快なフォロースルーが魅力のホルヘ・ソレアーなどもおり(2017年は絶不調だったのですが・・・)、野手はかなりのタレントが残っております。
ツインズ-レイズ間でもトレード成立
また、別のディールの話になりますが、レイズとツインズ間でトレードが成立。
ジェイク・オドリッジがツインズへ
2年連続二桁勝利(いずれも10勝)のローテーション右腕、ジェイク・オドリッジ(Jake Odorizzi)がツインズへ移籍。
ツインズからレイズにはマイナーの内野手ジャメイン・パラシオス(Jermaine Palacios)が動きます。
ツインズ、いい感じでローテーション投手を集めていますね!
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _*)m
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