アレックス・コブの移籍がついに決定
今オフFA市場で注目されていた大物選手の移籍がついに決定した模様です。
現地2018年3月20日、レイズからFAのアレックス・コブ(Alex Cobb) はオリオールズと4年契約で合意。総額は5,600万ドルから6,000万ドル。
こちらの情報はまだ非公式で、フィジカル・チェック待ちですが、ほぼ間違いないでしょう。
いみじくも、ア・リーグ東地区のチームへの移籍となりました。
アレックス・コブとは
アレックス・コブは今季30才のシーズンを迎えます。非常にコントロールがよく、カーブのキレがバツグンの投手です。フォアボールは1試合当たり3個以内に抑えるレートを持っています。
2006年アマチュア・ドラフト4巡目でレイズから指名を受け、プロ入り。2011年にメジャーデビュー。2012年から3年連続で2桁勝利を上げ、順調なキャリアを積んでいたのですが、2015年にトミージョン手術を受けましたが、翌年の2016年9月に復帰。
2017年には29試合、179.1イニングを投げ、12勝10敗、3.66 ERA。2013年と14年のERAがそれぞれ2.76、2.87でしたから、ちょっと落ちましたね。
トミージョン手術の影響も感じさせない2017シーズンでしたので、2018シーズンの活躍も期待できます。
オリオールズの事情
オリオールズは、2017年11月にウバルド・ヒメネス(Ubaldo Jimenez )との4年契約が終了。ローテが1枚欠けておりました。
もっとも、アンドリュー・キャッシュナー(Andrew Cashner)の補強やクリス・ティルマン(Chris Tillman)との再契約もあったのですが、強力な1枚を補強できたのは事実です。
2018ローテションが完成
これでローテは、先の2人とともに、ケビン・ゴーズマン(Kevin Gausman)、ディラン・バンディー(Dylan Bundy)、アレックス・コブとなりました。
もっとも5人で回すか、4人で回すかは今のところは不明ですが、わかっているのは、マイク・ライト(Mike Wright Jr.)やミゲル・カストロ(Miguel Castro)、ネストール・コルテスJr(Nestor Cortes Jr.)は6人目を争うということです。ひょっとしたら、コブもこの中に入っていて、5人目を争うのかもしれませんが、だとしたら、コブで確定だと思います。
2017シーズン、最下位だったオリオールズ。マチャドも残りましたし、今季は巻き返したいところですね。
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _*)m
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