現地2018年9月30日、ついにレギュラー・シーズンが終了しました。
そして2018シーズンの個人タイトルが明らかになりました!
ただし、30日終了時点はア・リーグのみです。まずは見ていきましょう。
ア・リーグ ピッチャー
The best hurlers in the AL. pic.twitter.com/Ijmr6BUN3B
— MLB (@MLB) October 1, 2018
【ERA】
Starter Only |
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【Win】 |
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【Strike Outs】 |
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【Saves/ERA】 |
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【WHIP】 |
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今季のア・リーグの投手部門はブレイク・スネルの活躍のインパクトがすごかったですね。主要の勝利数とERAの2冠を獲得です。バーランダーもよかったんですが、特に前半は抜群の勝率を誇っていたのですが、中盤以降ペースが落ちました。それに代わるようにスネルが台頭したという感じですね。
あとは筆者は個人的にはブレイク・トライネンのERA0.78はかなり評価に値する仕事ではないかと思っています。
ア・リーグ バッター
次はバッターです。
The AL’s most feared hitters. pic.twitter.com/4qtHxYNrVT
— MLB (@MLB) October 1, 2018
【Batting Average】 |
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【HR】 |
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【RBI】 |
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【OPS】 |
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【Stolen Base】 |
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注目していたJ・D・マルチネスのトリプル・クラウンは残念ながら達成ならず。まず打率から離されていき、HRは終盤のクリス・デービスのラッシュに追いつけませんでした。
打率はそもそも難しいかと思っていたのですが、HRに関しては獲れると思っておりました。なぜならJ・Dがヒッターズ・パークのフェンウェイでのゲームがかなり残っていたのに対し、クリス・デービスはピッチャー・フレンドリーの西海岸のゲームが多く残っていたからです。
しかし、その条件でも5本の差をつけてタイトルを獲ったクリス・デービスは価値がありますね。
あと、盗塁部門はわりと新鮮な名前が登場しています。
そしてここであらためて、どうしてレギュラーシーズンが終了したのにア・リーグだけかと申し上げますと、実はこういうことなんです。
朗報:163試合目もRSとしてカウントされる
レギュラーシーズン最終日の9月30日に地区優勝が決まらなかったナ・リーグ中地区と西地区は現地2018年10月1日、タイブレーカーが行われます(詳細はホーム画面ご参照)。
筆者は当初、このタイブレーカーでの成績はポストシーズン扱いで独自の記録として残るのかと思っておりました。
ところが、調べてみますとルール上はタイブレーカーもレギュラーシーズン扱いとなるんですね。したがって、この1試合の成績もレギュラーシーズンの成績としてカウントされます。
根拠を出しておきます。記事の引用になりますが、これです。
Do the stats count?
Yes, it’s a regular-season game, so the stats count. And teams will also have access to the expanded 40-man rosters they’ve had all September.This means the NL Triple Crown is still in play for Brewers MVP candidate Christian Yelich.
ちなみに、2009年にツインズとタイガースの間でタイブレーカーが行われました。筆者はこの時、結構興奮したのを覚えております。下記の順位表は2009年のア・リーグ中地区の順位表なのですが、上位2チームだけ試合数が87+76、あるいは86+76で計163になっております。過去にも163試合でカウントしていたことが言いたかったのです。はい。
イェリッチは3冠にあと1チャンス
#Game163: Division and home-field advantage through the NLCS on the line.
Which MVP candidate propels their team to the top? pic.twitter.com/IUrPUs0QWn
— MLB Stats (@MLBStats) October 1, 2018
最終戦の成績が四球→三振→三振→敬遠四球でHRも打点も出なかったイェリッチですが、上記のような理由から3冠のチャンスがまだあと1日残っています。
しかし、最終戦にノーラン・アレナドが2HRを放って37HRとなったため、HRに関しては36本のイェリッチは1本ビハインドに。36本はイェリッチ、マット・カーペンター、トレバー・ストーリー。ロッキーズは30日に打ちまくりましたね(COL 12-0 WSH)。そして打点に関してはハビアー・バイエスが111、イェリッチとアレナドが109で並んでいます。
ちょっと厳しいかもしれませんが、果敢にチャレンジして欲しいですね。
かつて大当たりのブライス・ハーパーをシーズン序盤にもかかわらず敬遠漬けにしたカブスのジョー・マッドン監督の采配が心配であり、四球が多くなるとは思うのですが、頑張ってほしいですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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