シャーザーVSノラの投げ合い
現地2018年8月23日、フィリーズ@ナショナルズ戦でアーロン・ノラとマックス・シャーザーが投げ合うというかなり夢のある顔合わせが実現しました。
ゲーム前の成績
ゲーム前の両投手の成績はご覧のとおり。ノラがキャリア4年めにして、シャーザーに迫る数字を出してきています。ちなみにシャーザーのサイ・ヤング賞受賞は3度です。
アーロン・ノラ | ゲーム前の成績 | マックス・シャーザー |
14-3 | Win-Lose | 16-5 |
2.24 | ERA | 2.11 |
0.98 | WHIP | 0.89 |
160 | Strike Outs | 234 |
.189 | OPP BA. | .182 |
奪三振数はもはやシャーザーのペースには及びませんが、ノラは勝利数が上がればサイ・ヤングもあり得るところまで来ました。トレバー・バウアーよりも早く獲るかもしれませんね。
ゲーム展開
ゲームは両投手が好投して6回まで0-0のスコアレスという緊迫した状況。
オデュベル・ヘレーラがHR
均衡を破ったのはフィリーズ。7回表、1アウト後に四球で出塁したマイケル・フランコを1塁に置いて、オデュベル・ヘレーラが89mphのカットボールをRFスタンドに放り込み、2-0。
シャーザーは10K
シャーザーはこの日、四球を4つ出したものの、失投らしい失投はこの1球のみ。被安打自体はたったの2だったのです。まさに一発に沈んだという悔しい内容となりました。奪三振は10。
ノラは完封ペース
一方のアーロン・ノラは8回まで投げきり、被安打5、奪三振9。与四球は1。102球になりましたので交代しましたが、完封ペースでした。
ゲームはこのまま2−0でフィリーズが勝利。アーロン・ノラが15勝目を上げました!
D・マーフィー不在となったナッツ
このカードはナ・リーグ東地区の2位、3位の戦いだったのですが、ナショナルズがダニエル・マーフィーをカブスにトレードした時点でナショナルズはもう白旗を上げたというメッセージを内外に示したも同然です。それを考えると負けたとは言え、シャーザーの力投がちょっと切ないものになってしまいます。
しかし、MLBは割り切り方が凄すぎますね。
M・コペック、過去ツイートを突っ込まれる
別件ですが、デビュー戦を無失点で飾ったマイケル・コペックが、現地2018年8月23日、SNSで叩かれておりますね。何の騒ぎか?といいますと、2013年、コペックが17才のときに発したツイートに人種差別、性差別的な内容があったというもの。
本人は謝罪と同時に不快な思いを与えるツイートを削除したと発表。これ以上大きな騒ぎにはならなさそうです。
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