現地2018年6月25日はおもしろい展開となったゲームが何試合もあったのですが、パーフェクトに近い活躍をした人がいたという点で、アストロズVSブルージェイズ戦を取り上げたいと思います。
アストロズ先発はジャスティン・バーランダー。
前回登板の19日のレイズ戦では1失点ながら勝利投手になれず、悔しい結果となりました。2戦連続での勝利なしは避けたいところです。しかし、16試合に先発して未だにERAは1.06をキープしているという、この凄さ(このゲーム開始前まで)。
ブルージェイズにとって厄介な先発が相手となった訳ですが、初回からバーランダーを攻めました!
1回表、ブルージェイズはヒットと四球でランナーを貯めたところで、ジャスティン・スモークにタイムリーダブルが出て2点を先制!
幸先はよかったのですが、ブルージェイズ先発のJ・A・ハップもアストロズ打線に得点を与え、4回を終えて2−3とリードされてしまいます。
ここからなのですが、この日の主役の二人が活躍します。
まずは、カーティス・グランダーソン。
5回表に同点となるソロHRを放ち、7回表に回ってきた直後の打席でも2打席連続となるソロHR!
ブルージェイズが4−3と逆転します。効果的な2発でした。
もうひとりの主役がランダール・グリチャック。
8回表、追加点となる2ランHRを放ち6−3とリードを広げる活躍を見せます。このHRは大きかったですね。
打率.194と1割台の選手とは思えない打球でした。
グリチャックはたまにこういう効果的な一発を放つんですね。あなどれないです。今季はこれが9号です。もう少し確実性があればいいんですけどね。
そのグリチャックは9回の土壇場で素晴らしいプレーも見せたんです。しかも采配の妙もありました。
ブルージェイズはRFに入っていたグランダーソンがお役御免ということで9回裏の頭から守備を変更。スタメンでCFだったグリチャックをこのタイミングでRFに移動させていたんです。
9回裏のアストロズの攻撃ですが、まず先頭のトニー・ケンプが四球で出塁。次打者のジョシュ・レディックもシングルで続き、ノーアウト1・2塁。ランナーが二人たまり、一発で同点というシチュエーションでバッターはジョージ・スプリンガー。
そのジョージ・スプリンガーが放った当たりは、ライトフェンスを超えそうな飛球に。これで同点!と思った瞬間、ランダール・グリチャックがやってくれました!
ご覧ください。
↓
見事なキャッチでしたね!グラブを構えていたファンも呆然です。
これでピッチャーも蘇りました。残る二人を三振に取り、ブルージェイズが見事、アストロズを6−3で下したゲームでした。
バーランダーは10勝目ならず、3敗目を喫しています。一方、ブルージェイズのJ・A・ハップは3失点でとどめ、10勝目を上げています。
ランダール・グリチャックの活躍が光ったゲームでした。
その他、この日の特筆として、レイズのブレイク・スネルがナショナルズ打線を手球に。7回
1ヒッター、10Kのピッチングを見せています!
ヤンキースのジョナタン・ロアイシガも好投。6回途中8Kです。
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