MLB2018
現地2018年7月13日のカブス@パドレス戦はかなりアツい好ゲームとなりました。
先発はパドレスが背番号3のクレイトン・リチャード、カブスがタイラー・チャットウッド。この時点で両チームの打撃力を考えると3点ゲーム、つまり3点は入るなと予想はできはします。
パドレスが先制
先制点はパドレス。1回裏、ノーアウト満塁でエリック・ホズマーの内野ゴロの間に1点を先制。
その後、両チームともヒットとHRで加点し、3−3で迎えた8回裏、パドレスは2アウト後にマニュエル・マーゴットが2塁打を放ちチャンスメイク。次打者のオースティン・ヘッジスが見事にタイムリーを放ち、パドレスはいい形で最終回の守りにつきます。
ちなみに両先発ですが、クレイトン・リチャードは6回を被安打6、失点3、与四球5。タイラー・チャットウッドは5回を被安打5、失点3という内容でした。やはり互いに3点取られてしまいました。
カブス、9回に劇的
9回表、カブスは先頭のゾブリスト、次打者のイアン・ハップが倒れ、2アウト。流れは完全にパドレスでした。
しかし、次打者のビクター・カラティーニがデッドボールをもらい出塁。ここで少し流れが微妙な感じになってしまいす。パドレスのピッチャーは左腕のブラッド・ハンドでした。
カブスはカラティーニに替えて、代走にジェイソン・ヘイワードを送ります。
迎えるバッターはアンソニー・リッゾ。
フルカウントまで粘って、ウィニングショットのスライダーを投じられます。いいコースに投じられたのですが、これにリッゾが膝をうまく使って対応。左中間を抜けるタイムリー2塁打となり、カブスが土壇場で同点に追いつきます。
我慢して、最後にスパっと斬るようなスイングが実にかっこいいです。
↑後日、埋め込みに変わると思いますので、その時は貼り替えておきます。
このように土壇場で同点に追いついたカブスは、勢いそのままで9回裏もペドロ・ストロップが無失点に抑え、10回表の攻撃に。
10回表、カブスは先頭のクリス・ブライアントが凡退。しかし、次打者のハビアー・バイエスがシングルで出塁し、1アウトランナー1塁という場面。
ここでハビアー・バイエスは大胆にも2塁への盗塁を敢行。これがCのオースティン・ヘッジスの悪送球とCFのマニュアル・マーゴットのファンブルを誘い、ハビアー・バイエスが一気にホームイン。
見事なベースランニングでカブスが5−4と逆転したというゲームでした。
もうほとんどポストシーズンかというくらいの盛り上がりとなりました。
しかし、ここはパドレスの地元サンディエゴ。どうしてこんなにカブス・ファンが多いのか・・・。
もともとカブスは全米1、2(いや、3位、4位くらいでしょうか)を争うほどの人気チームではあるのですが。
それにしてもかなりアツいゲームでした。
ちなみに上の動画に出ていた、パドレスのきれいなアンダースローを投げる投手の名は、アダム・シンバー(Adam Cimber #90)です。
お読みいただき、ありがとうございました。
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