MLB100マイル超え投手(2018)
ジョーダン・ヒックス
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— Jordan Hicks (@Jhicks007) April 3, 2018
2018年8月22日LAD戦
現地2018年8月22日、カージナルス@ドジャース戦で、ルーキーのジョーダン・ヒックス(Jordan Hicks #49)がゲーム最終回に登板。100マイル連発で、ドジャース打線を圧倒しました!
9回裏のマウンドに上ったジョーダン・ヒックスは、コーディ・ベリンジャー、ブライアン・ドージャー、クリス・テイラーというドジャースの中核を相手にしたのですが、3者連続三振という完璧なクロージングを見せてくれました。
動画
いずれも見逃し三振。もうファストボールが来るというのがまるわかりなフォームなのですが、それをも上回る球速。えげつないです。
ジョーダン・ヒックスがこの1イニングで投じたのは11球。このうち100マイル超えが9球!もう速いボールはすべて100マイル超えです。ちなみに100マイルに到達しなかった残り2球の球種は80マイル後半のスライダー。
最速103.1mph
最速はクリス・テイラーの初球に投げた103.1mph (165.92 km/h)。ちなみにヒックスのファストボールの球種はシンカーです。今回の100マイル超えの9球のうち、8球がシンカー。4シームは1球だけでした。
2018他のルーキー!
ジョーダン・ヒックス登板までの流れを簡単にご説明しますと、まず、このゲームはルーキーが非常に目立ちました。
ジャック・フラハーティ
先発ですが、カージナルスがジャック・フラハーティ(Jack Flaherty #32)。22才の右腕でデビューは2017年9月ですが、今季はまだルーキー・ステータスです。ここまで7勝6敗。
ウォーカー・ビューラー
一方のドジャースは24才のウォーカー・ビューラー(Walker Buehler #21)。この人もデビューは2017年9月ですが、今季はまだルーキー・ステータス。ここまで6勝4敗。投げ方が非常にかっこいいですね。大阪桐蔭のアメリカ版のようなバンダービルト大学出身です。
互いを意識してか、両先発は非常によかったです。ジャック・フラハーティは6回を被安打1、失点1、奪三振10。1点はジョク・ピダーソンに打たれたソロHRによる失点。ウォーカー・ビューラーは7回、被安打3、無失点、奪三振9。
タイラー・オニール
ナイス・ゲームメイクで、ドジャース1点リードの終盤8回、カージナルスは代打で出てきたタイラー・オニール(Tyler O’Neill #41)がソロHRを放ち同点!このタイラー・オニールも今季ルーキー・ステータスです。
ポール・デユング
さらに、カージナルスは9回表、昨季からSSを張っているポール・デユング(Paul DeJong #12)が2ランHRを放って勝ち越し! このようにしてジョーダン・ヒックスへつないだのでした!なお、ポール・デユングは2017年の時点でルーキー・ステータスを超えています。
ゲームのリキャップです↓。
2018STLクローザー
なお、カージナルスのクローザーですが、今季はあくまでバド・ノリス(Bud Norris #26)です。成績は54試合、3勝3敗、26SV、ERA 2.96でしっかりと後ろを守っています。ジョーダン・ヒックスは今日のようにクローザーを務める日もありますが、メインはセットアップ。ヒックスのここまでの成績は59試合、3勝3敗、5 SV、ERA 3.03。
このシリーズ、”カージナルスがドジャースをスイープ!”ということになりました。
ドジャースはケンリー・ジャンセンが打たれたのですが、不整脈の病み上がりでちょっと本調子ではないですね。また、カージナルスは、マイク・シールド監督が代行を務めてから24勝11敗と好調です。
お読みいただき、ありがとうございました。
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