ブルワーズ@カブスのナ・リーグ中地区首位攻防
現地2018年9月10日からブルワーズ@カブスのナ・リーグ中地区首位攻防の好カードが始まりました。
この直接対決はこのシリーズが今季最後ということもあり、優勝を占う上で非常に重要な3連戦です。
(10日のゲーム開始前までの順位)
1 カブス 83−59 2連敗中
2 ブルワーズ 82-62 3連勝中 ゲーム差2.0
3 カージナルス 79-64
双方ともに一発での得点もさることながら、スモール・ベースボールでも点を取れるということで非常に面白い展開となりましたが、大魔神のように大きく相手打線に立ちはだかった投手が出てきました。
攻防
ゲーム展開ですが、カブスがジョン・レスター、ブルワーズがウェイド・マイリーというベテラン左腕同士の投げ合いで、互いに立ち上がりに1点を許す展開に。
先に落ち着いたのはウェイド・マイリーで、2回は三者凡退。一方のジョン・レスターは2回もアウトを取ってはヒットを打たれるというピッチングで3本の長短打を浴び、さらに1点を献上し、2-1でブルワーズがリードして中盤へ。
両投手とも落ち着いてこれから打線の力が試されるという流れで、点を取ったのはカブス。5回裏、先頭のウィルソン・コントレラスが二塁打を放ち、チャンスメイク。
その後、アディソン・ラッセル、ダニエル・マーフィーが四球を選び、満塁としたところでクリス・ブライアントが犠牲フライを放ち、カブスは2−2のタイに持って行きます。結果的に2四球が勿体なかったですが、ここは看板選手がつづいただけに慎重な投球が求められたので致し方ない結果で、よくぞ1点で抑えたと思います。
ブルワーズの強いところでもあるのですが、直後の6回表、2アウトから2連続シングルでチャンスメイク。ジョン・レスターはここでマウンドを降りました。今日は被安打8だったのでやはり打たれ過ぎました。
カブスのマウンドは背番号6のカール・エドワード・JR。心の準備が出来ていなかったのか、ゲームにうまく入れず、なんと初球にカーブが大きく外れるワイルドピッチ。これでブルワーズが3-2と1点勝ち越しに成功。
リリーバーがもっとも気をつけないといけないポイントでした。
ジョシュ・ヘイダー登場!
1点リードのブルワーズは6回裏のカブスの攻撃を2番手のコービン・バーンズが無得点で抑えたことも大きかったです。
そして、7回裏のマウンドに立ったのがジョシュ・ヘイダー(Josh Hader )。もう圧巻のピッチングでした。
7回裏、デビッド・ボートを三球三振、アディソン・ラッセルを空振り三振、ダニエル・マーフィーも空振り三振。8回裏、クリス・ブライアント、アンソニー・リッゾ、ハビアー・バイエスを三振。登板した2イニングをすべて三振に仕留めました。
ファストボールは97mphほど出ており、すごいのはゾーンで勝負に行き、無駄球がなかったこと。本当に圧巻でした。
9回裏は、ジェレミー・ジェフレスが無得点に抑え、ブルワーズが3-2のスコアで大事な初戦を取り、ゲーム差を1.0に縮めました。
このカードはレベルが高いので非常に面白いですね。Game2は、カブスがホセ・キンタナ、ブルワーズがジョーリス・チャシーンです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
コメント