Pre 2018
MLBネットワークがランク付けするオフシーズン企画、現時点でのポジション別トップ10のランキングでリリーフ・ピッチャー部門が発表されました。
1. ケンリ−・ジャンセン(Kenley Jansen) LAD
2. アンドリュー・ミラー(Andrew Miller)CLE
3. クレイグ・キンブレル(Craig Kimbrel)BOS
4. チャド・グリーン(Chad Green)NYY
5. アーチー・ブラッドリー(Archie Bradley)ARI
6. ザック・ブリットン(Zach Britton)BAL
7. コーリー・クネイブル(Corey Knebel)MIL
8. アロルディス・チャップマン(Aroldis Chapman)NYY
9. ブラッド・ハンド(Brad Hand)SDP
10.ライセル・イグレシアス(Raisel Iglesias)CIN
ケンリー・ジャンセン
ケンリ−・ジャンセンは上の動画でボールが動きまくる様子がよくわかります。なんと言っても2年連続ERAが1点台というのがすごいです。2017シーズンに至っては1.32!
レギューラー・シーズンで無敵すぎて緊迫した登板が少なかったため、ワールドシリーズではちょっとはらはらした場面がありましたが、もうこのランキング通りのピッチャーですね。今季は30才のシーズンを迎えます。通算230セーブ。
アンドリュー・ミラー
アンドリュー・ミラーが2位に入っています。2016シーズンのポストシーズンではどのチームも打てる気がしなかった左腕ですね。2017レギューラー・シーズンのERAは1.44。大事な場面でのセットアップが任されるので、セーブなどの目立つスタッツは出ませんが、監督にとっては頼もしい存在だと思います。
クレイグ・キンブレル
キンブレルは言わずもがなですね。2017年は35セーブ。通算291セーブ。腕のケアもしっかりしているんでしょうね。毎年60から70試合に登板しています。2018シーズンは30才。
チャド・グリーン
チャド・グリーンの剛球はこちら
アーチー・ブラッドリー
アーチー・ブラッドリーは先発にして欲しいのですが、どうやらリリーフの方が適正があるようです。
ザック・ブリットン
筆者が好きなのがザック・ブリットン。いい投げ方をしているなと思います。2016シーズンのERAが0.54(67イニング)という驚異的な数字!しかし、2017シーズンは2.89に(37.1イニング)。今季再び驚異的なピッチングを見せてくれるかですね。
コーリー・クネイブル
あとまた個人意見で申し訳ありませんが、もっとも好きな投げ方をしているのがブルワーズのコーリー・クネイブル(実況ではクヌーベルと言ったりします)。本格派で右肩を下げて腕が縦振りというのが元阪急の山口高志さん(古い?)みたいで好きです。2013年アマチュア・ドラフト1巡目(タイガース指名)の投手でメジャー4年を経験しました。2017シーズンは76試合、1勝4敗、39セーブ、ERA1.78。期待したいです。
アロルディス・チャップマン
アロルディス・チャップマンが8位。2017シーズンは22セーブ、ERA3.22とちょっと打たれてしまいましたが、やはりこの人が出てくれば相手チームは脅威です。
ブラッド・ハンド
パドレスのブラッド・ハンドが9位に入りました。今季28才のシーズンを迎えます。もともとはマーリンズ入団(2008)でしたが、2015年のオフシーズンにマーリンズがウェーバー公示に出して、パドレスが獲得しました。本当、マーリンズは選手の新陳代謝を図るのが好きですね(=非情過ぎ)。
パドレスに入った2016年にはなんと82試合に登板(ERA2.92)。2017年も72試合に登板。鉄腕です。パドレスに入って開花したようなところがあります。ちょっと立ち投げに見えるのですが、綺麗なフォームです。
ライセル・イグレシアス
10位にレッズのライセル・イグレシアスがランクイン。「キューバ投げ」と筆者は勝手に言っているのですが、ボールの重みやら腕の遠心力やらを利用してなおかつ腕を切れよくスイングしてくる投げ方です。腕の振りがいいので打者は戸惑うと思います。
実績のあるウェイド・デービスがもう一人の記者のランキングでは入っていたり、やはり人の好みの要素もあります。ロッキーズのジェイク・マギーも入れてほしかった。ロイヤルズのケルビン・ヘレーラは2017年に4.25 ERAになってしまいましたので、入っていないようですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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