大きなFAが1つ決定
現地2018年2月5日、2017年ヤンキースで活躍した3Bのトッド・フレイジャーがメッツと合意です。2年1,700万ドル。
本来ならこの時期に残っていないような選手なのですが、メッツはスロー・ペースのFA市場に助けられました。デビッド・ライト(35才)の腰が不確定な要素なので、経験値の高いいい選手を補強できたと言えるのではないでしょうか。
3BならロイヤルズからFAのマイク・ムスターカスの方が早く決まると思っていたのですが、意外でした。
トッド・フレイジャーとは
トッド・フレイジャーは2011年にレッズでメジャーデビュー。2007年アマチュア・ドラフト1巡目の選手です。2013年からは毎年150試合前後に出場。2016年のホワイトソックス時代には40HRを達成しています。
2017年はCWSとNYY
2017シーズンはホワイトソックス、ヤンキースの2球団でプレー。打率.213、HR 27本、打点 76という成績でした。
打率が低いのが気になります。ただ、2016年と比較すると面白いデータがありました。
三振数が大幅減!
三振数は163個から125個に減少。得た四球は64個から83個へ増加。つまり、四球を選ぶ機会が増えたことで出塁率がアップしています(.302 から.344へ)。
なんとしてでも塁に!というのがよく数字に出ていると思います。確実性アップというところまでは行っていないことが、ポイントですね。
その方が投手にとっては長打力の恐怖を残しているという点で不気味な感じがすると思います。
メッツでの活躍を期待したいと思います。
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