外野手のトレードが成立
現地2018年12月21日、マリナーズのディポートGMがまた動きました!
ブルワーズとの間でトレード成立です。
トレード詳細
マリナーズGet
- ドミンゴ・サンタナ OF
ブルワーズGet
- ベン・ギャメル OF
- ノア・ザヴォラス
ドミンゴ・サンタナとは
ドミンゴ・サンタナ(Domingo Santana)は8月で27才になる右投げ右打ちの外野手。ドミニカ共和国出身で2014年7月に21才のときにアストロズでメジャーデビュー。
2015年のトレード・デッドラインでブルワーズがマイク・ファイヤーズとカルロス・ゴメスを獲得した際、アストロズから移籍。この時一緒だったのが、あのジョシュ・ヘイダーだったんですね!アストロズ、もったいないことをしました。
ポジションは外野はどこでも守れますが、ここ2年ほどはDHかRFが多かったです。これはチーム事情に左右されることではあります。
素晴らしかった2017シーズン
キャリアハイのシーズンは2017年で155試合に出場。打率.278、HR30本、打点85。OBPは.371、SLGは.505、OPSは.875を記録しました。
苦しんだ2018シーズン
2018年は調子を落とし、トリプルAで過ごす時間が長く、85試合、HR5に終わりました。クリスチャン・イェリッチとロレンゾ・ケイン獲得の余波を受けた面もありました。
調子が悪いながらもポストシーズンに向けて調整し、アクティブロスター入り。タイムリーを上げる場面もありました。
獲得の背景
マリナーズの外野はミッチ・ハニガーが右打者。マレックス・スミスとジェイ・ブルースは左打者なので、今回、右打者のドミンゴ・サンタナが加わることでバリエーションが増えることになりますので、それを狙ってのことかと思います。
ベン・ギャメルとは
ベン・ギャメル(Ben Gamel)は5月に27才になる左投げ左打ちの外野手。
2017年から2018年にかけての遅いFA市場の余波をイチロー選手ももろに受け、なかなか決まりませんでしたが、3月に入ってからようやくマリナーズに決まりました。決まったきっかけはマリナーズの外野陣にけが人が出たことで、そのけが人がベン・ギャメルでした。
打率のいい選手で2017年が.275、2018年が.272。
ディポートGMは外野の左打者ばかり獲得したので、右打者を求めるべくトレードとなったということかと思います。
ノア・ザヴォラス
ノア・ザヴォラス(Noah Zavolas)は5月で23才になる右腕。2018年マリナーズの18巡目指名でプロ入りした投手です。今季はルーキーリーグではなく、シングルAマイナスとプラスで登板。結構期待されていた右腕です。
なんと、ハーバード大出身!
卒業したかどうかはわかりません。まさか野球の特待のようなものはないと思うので、卒業したのではないか?と推測します。だとしたら、すげー!
面白い素材ですね。ハーバード出身のプロ選手は1800年代後半も含めて67名おります。有名どころとしてはLHPのブレント・スーター(Brent Suter)。なんとブルワーズの選手ですね。
なお、レッドソックスで投げていた左腕のクレイグ・ブレスロウはエール大学の出身です。
お読みいただき、ありがとうございました。
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