ショーン・マナエアがNO-NO達成!
現地2018年4月21日、アスレチックスの左腕、ショーン・マナエア(Sean Manaea #55)がレッドソックス打線を相手にノーヒット・ノーランを達成しました!
Congratulations!
達成の瞬間
打ちにくい角度から腕が出てくる左腕で、チェンジアップの使い方がうまかったですね。なんと言っても相手は打線好調のレッドソックスでしたから、これは価値がありますね。
尚且つ、レッドソックスの先発はクリス・セールで、最少失点をキープしないと勝てませんから、エースとの投げ合いでも負けなかったところがよかったですね。
ショーン・マナエアは108球、与四球2、奪三振10でした。
運も味方に
記録達成には、運も味方したプレーが2つほどありました。
エラー判定
1つ目はオークランドのSS・セミエンのポロリ。非常に難しい捕球でしたが、”H”ではなく”E”がつきました。
セミエンには可哀想ではありましたが、まだ回も浅かったので、よもや”E”でよかったとは、セミエン本人もこの時点では思っていなかったでしょうね(MLBではこういうケースはほとんどEがつきます)。
※念のため、NO-NOは、ヒット0、得点0が要件です。エラーと四死球はOK。
3フィートライン
もうひとつは90cmの幅に助けられたというシーン。
これはスリー・フット・ラインの幅のことで、3フィートのセンチ換算は91.4 センチメートルです。ルールでは、タッチを避けるのにこのスリー・フット・レーンを超えると、スリー・フィート・オーバーでアウトになります。
野手との交錯を避けるためにレーンを超えてしまうこともあるのですが、その場合は考慮されます。
ただ、今回はタッチを避けるための行為として判定されたようです。ベニンテンディーもそれほど膨らんではいなかったのですが、スリー・フット・ラインの外側にある芝生に足がかかっていたことでオーバーとみなされたようです。
それにしても、見事にNO-NOが継続できましたね!これら2つは冷静に考えてみると、結構、背筋がゾッとするくらいのギリギリの要素だったのではないかと思います。
【ショーン・マナエアのプロフィール】
- 1992年2月1日生まれ、26才。アメリカ出身
- 196cm、左投げ右打ち
- 2013アマチュアドラフト1巡目(全体34位)ロイヤルズから指名
- 当時OAKに在籍していたベン・ゾブリストとのトレードでOAKへ
- 2016年にMLBデビュー。2017年は12勝10敗、
- ファストボールは91−2マイル、チェンジアップが80−83マイル、スライダーが80マイルほど
脳出血のダニー・ファークハー
さて、別の話題です。ホワイトソックスのリリーバー、ダニー・ファークハーが現地2018年4月20日のアストロズとのゲームの途中、ベンチで倒れました。
6回のピンチに、1アウトから2番手としてマウンドに上がったファークハーは、2塁打とHRを打たれて失点したものの、なんとかアウト2つをとってベンチに引き上げました。ところが、ベンチで意識を失っていました。
診断は動脈瘤の破裂が起因した脳出血。現在、症状は安定しているものの、まだ予断を許さない状況でICUで治療を受けているそうです。
ホワイトソックスはプライバシーも鑑みながら、情報をアップデートしてくれるようです。また、豪快なフォームから繰り出される快速球が見たいですね。回復を祈りたいと思います。
現地2018年4月21日、大谷選手はジャイアンツ戦に出場しませんでした。現時点(日本時間2018年4月22日の夕方)では先発予定も未定です。
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _*)m
コメント