ジェイムスン・タイヨンが本領発揮
現地2018年4月8日のゲームの話題ですが、大谷投手の登板の記事を色々調べるのに時間をかけすぎて記事にできなかったので、一日遅れですが、書かせていただきます。
記事にしておきたかったのは、パイレーツのジェイムスン・タイヨンの快投です。
8日のゲームでレッズ相手に9回、110球、被安打1、奪三振7のシャットアウト(完封)勝利を上げました!
ジェイムソン・タイヨンとは
ジェイムソン・タイヨンは、2010年のアマチュア・ドラフト全体2位の投手。高卒投手の全体2位は割りと珍しいこともあり、当時の公式サイトはタイヨンの話題でいっぱいだったことを覚えています。
どう発音すればいいのかよくわからなかったので、余計に印象にあったのかもしれないですが。
キューバ相手に好投
アマチュア時(高校生)の国際大会でキューバ相手に7回2/3を16三振を奪うなどの活躍でかなり期待されてプロ入りした逸材でした。高卒で入ったジョシュ・ベケット(元BOS投手)を超えているのではないか?との呼び声の高かった投手です。
トミー・ジョン手術
ところが、2014年に肘を故障し、トミー・ジョン手術に。高卒4年目の22才でデビューというのはいい成長ペースなのですが、その時期のトミー・ジョン手術だったので、ちょっと将来を危ぶまれたのでした。ただ、しっかりとリハビリをし、マイナーで仕上げてきたのはよかったです。
2016年についにメジャー・デビュー。18試合、108イニングを投げて、5勝4敗、3.38ERA。
特別なガンを発症
さあ、飛躍の2017年という時に、5月に精巣ガンが発覚。股関節に痛みが走ったようです。幸いにも手術で完治。長期離脱かと思われたのですが、約1ヶ月後の6月には復帰しました。
2017シーズンは25試合、133.2イニングに登板し、8勝7敗、4.44ERA。一時離脱したものの年間通しての登板という経験を積めたのは良かったと思います。
そして、2018シーズンはパイレーツのローテの中心として回っています。8日のゲームを含めて、ここまで2勝0敗、1.26 ERA。奪三振率も10.0と上昇。少し時間はかかりましたが、今季はかなり躍進しそうです。
NL Player of the weekにも選ばれました!
右肩がグッと下がるところが好きです。身長が2メートル近くあるので(196cm)、長い腕を効率的に使っているという見方をした方が良さそうです。
4シーム、シンカー(ツーシーム)、カーブの3種類のみ。動かしてくるタイプで、この日のMAXは96.5mph。
■9日は投手が活躍
現地2018年4月9日はいい投手ばかりが登板しました。
(9日の先発投手の成績)
マックス・シャーザー 完封、被安打2、奪三振10
ノア・シンダーガード 6回、被安打5、失点2、奪三振5
コーリー・クルーバー 8回、被安打2、無失点、奪三振13
ジャスティン・バーランダー 7回、被安打4、無失点、奪三振9
いずれのスター投手もいい内容でしたね。
さらに、ロイヤルズのジェイコブ・ジュニス(Jakob Junis #65)はマリナーズを相手に7回途中までNO-NOを演じる快投。惜しくも達成はなりませんでしたが、7回、被安打1、奪三振3とナイスピッチング。今季2勝目で、14イニングを投げ、未だERA0.00。
ロイヤルズ、いい投手が出てきましたね。
また、Dバックスの右腕、ザック・ゴッドリーもよかったです。ジャイアンツ相手に7回、被安打4、奪三振9。今季2戦2勝です。
また、グレッグ・ホランドがカージナルスでデビューしましたが、4四死球と乱調。負け投手になりました。
やけに投手の活躍が目立った日でしたね。どの投手も大谷翔平投手から刺激を受けた!?
お読みいただき、ありがとうございました。
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