ハービーのサスペンション空けの登板
こんにちは。
メッツのマット・ハービーが3日間のサスペンションになっておりましたが、現地2017年5月12日のブルワーズ戦に復帰。
6回途中、被安打7、失点5
しかし、結果はサスペンションを払拭するものとはなりませんでした。
マット・ハービーは6回途中、被安打7、失点5、与四球5、奪三振6、被本塁打3と肝心なところで一発を打たれたという結果に。
サスペンションの本当の理由は?
まずこのサスペンションはメッツ球団が課したもので、MLB機構が課すような重大なエンヘイシング・ドラッグやDVなどの違反によるものではありません。
チームとしてのけじめををつけさせるためのもので、ちょうど昨シーズンにジャージを切り刻んだクリス・セールへの処置と似たような処分です。
チーム内のルール逸脱
なぜ、チーム倫理を破った選手に課されるような処分となったか?ということですが、これがメッツ側も明らかにしておりません。クローズド・ドア、つまり密室で処分が決定されたものでした。
METSはNL東地区で現在2位ですが、先発投手を怪我で欠き、台所事情としては苦しいです。
ノア・シンダーガードは右腕の腱を断裂して60日間のDL、スティーブン・マッツは左肘の炎症で10日間のDL、セス・ルーゴは右肘の腱の部分断裂、そして開幕前には今季羽ばたくであろうと目されていたジェウリス・ファミリアがトミージョン手術で早々に戦線離脱と、みな重症です。
そんな苦しいローテーション構築の中で、METSはハービーに処分をくだしました。
ゲームに臨む態度
いったい、何があったのか? ここに来て情報が出始めたのは、どうやら試合に臨む態度に関してのようです。
ハービーは2017年5月6日のマーリンズ戦に姿を見せませんでした。
深夜までの外出とゴルフ
どうやら2つの出来事があったようで、一つは5日の深夜遅くまで外出していたこと、2つめは6日の早朝からゴルフに出かけていたというものです。
ハービーはゴルフを終えた6日午後に自宅に戻ったものの、体調不良で休んだようです。本人は連絡したとのことです。
ところが連絡を受けていないMETS側は万が一ということもあり、チームスタッフをハービーの自宅に急行させました。しかし、自宅にはおりました。
連絡ミス?
ハービーは10日の謝罪会見でコミュニケーション・ミス、つまり自分は連絡をしたが球団側に伝わっていなかったということを話していましたが、そこは当事者でないとわかりませんが、スタッフを自宅に派遣させていたMETS側の処置からすると、少なくとも連絡は伝わっていなかったようですね。
サスペンション3日
以上の経緯から、ハービーには罰金とともに3日間のサスペンションが課せられました。
おそらく球団側のルールがハービーとの契約の中にも盛り込まれていると思われます。そうでないとわがままし放題になりますから。(ここは筆者の憶測です)
カーショウやイチローとの違い
とにかく仕事に対する準備の姿勢が素晴らしいとされているカーショウやイチロー選手とは、ハービーは違うようです。どこか遊びを優先するところがあるのだと思います。
メッツとヤンキースの違い
聞いたことがある程度の話ですが、同じニューヨークでもヤンキースの選手は常にマスコミやファンに注目されているのであまり遊ばないが、METSの選手は注目度がヤンキースほど高くなく、なおかつ高給取りなので遊ぶ選手が多い、だからMETSで潰れるパターンは多い・・・
真偽は定かではありません。実際、ヤンキース時代のA・ロッドはよく写真に撮られていましたし。
球団側は倫理感を求める規定をしっかり定めていると思います。野球の世界にもコンプライアンス遵守があるはずですから。
この日のピッチングははっきり言って気持ちで負けていました。結果で払拭していくしかないですね。
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _*)m
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