WSかと思うほどの盛り上がり
こんにちは。
現地2017年6月6日はレッズのスクーター・ジェネットが1試合4HRを放ったり、シャーザーがドジャース相手に14Kを達成したりと色々と話題が多かったのですが、一番盛り上がったゲームを記事にさせていだきます。
前日にアストロズ11連勝の話題を取り上げたのですが、現地2017年6月6日、ロイヤルズが意地を見せました。
この日は4連戦の2戦目。同地区なので4連戦というのはよく組まれます。
ローテの谷間同士の投げ合い
ロイヤルズが24才のジェイク・ジュニス、アストロズがデービッド・ポーリーノ(ルーキー・ステータスの右腕)の先発で始まったこのゲームは、言ってみれば両チームともにローテの谷間。
ボールに勢いのあるポリーノの方が長いイニング、マウンドにいるのではないかと予想していました。
アストロズが先制
この予想は当たってしまいまして、アストロズが2巡目の3回にジェイク・ジュニスをとらえました。3回表、アストロズはランナーを貯めたところで犠牲フライとシングルで3点を先制。
ロイヤルズはその裏、すかさずアレックス・ゴードンのソロショットで1点を返し、1-3に。
アストロズ、4回に追加点
しかし、勢いのあるアストロズは4回表にジョシュ・レディックのタイムリーダブル、カルロス・コレアのタイムリー・シングル、さらにカルロス・ベルトランの2ランHRでこの回一挙に4点を奪い、計7-1とリードを広げます。
ロイヤルズのジュニスは4回途中7失点で降板。一方のポーリーノは6回途中3失点でマウンドを降りました。
ここまでは完全にアストロズ・ペース。
ロイヤルズも4回裏にサルバドール・ペレスのタイムリーダブルで1点を返すもまだ7-2でアストロズがリード。
ロイヤルズは6回裏にマイク・ムスターカスのシングルで1点を返し、じわじわ差を詰めますが、それでもまだ7-3でアストロズがリードを保ったまま。
さすがにこのままアストロズがもっていくかと思われました。
終盤8回にドラマが
しかし、ドラマは終盤8回に待っていました。
アストロズはこの回から左腕のレイミン・グドゥアンがマウンドに。ロイヤルズはホズマーが三振したあと、サルバドール・ペレスとマイク・ムスターカスがシングルで出塁。
ここでアストロズはジェームズ・ホイトに交代。
そのホイトの代わりばなをチェスラー・カスバートが粘ってシングルを放ち、まず1点を返し、4-7に。アルシデス・エスコバーが三振に倒れ、2アウトとなったのですが、ゴードンが四球を選び満塁。
アストロズはここでクローザーのケン・ジャイルズに交代。ここまではまだアストロズに少し分があったのですが、ウィット・メリフィールドがそれをひっくり返しました。
メリフィールドが走者一掃の同点打
メリフィールドはケン・ジャイルズのスライダーをたたき、これが値千金の走者一掃のダブルに!ロイヤルズがついに7-7の同点に追いつきます。
カンザスシティのファンは大喜びです。
つづくボニファシオが三振に倒れ、一気に勝ち越しとまではいきませんでした。
9回表、ロイヤルズはマウンドにマイク・マイナーを上げました。マイナーはヒットを1本打たれたものの、アストロズ打線を無失点に抑え、いい流れをキープしたまま最後の攻撃に。
ここまでくればもうロイヤルズに有利でしたね。
ムスターカスがサヨナラHR
9回裏、ロイヤルズはケン・ジャイルズに簡単に2アウトを取られてしまいますが、サルバドール・ペレスがシングルで出塁。そしてこの日殊勲となったマイク・ムスターカスが2ランHRを放ち、見事サヨナラ勝利を納めました。
アストロズの連勝は11でストップ。
このゲーム、WSかと思うくらいに大いに盛り上がったのでした。ロイヤルズはここから調子が出ればいいですね。先発投手が浮上のカギとなりそうです。
1-7からの大逆転、見事でした。
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _*)m
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