ナショナルズが打撃力を補強
現地2017年12月22日、ナショナルズはブレーブスからFAのマット・アダムス(Matt Adams)と1年400万ドルで合意しました。
背景
背景として2017シーズンに活躍したアダム・リンド(Adam Lind)がFAでチームを去ったため、リンドの14HR、59RBI分を埋めるための攻撃力の補強と見ていいと思います。
マット・アダムス(1B)とは
マット・アダムスは29才の1B。ここ数年はほぼ毎試合ゲームに出ているような状態の選手です。体格は190cmとメジャーの野手の標準くらいの身長ですが、打席に入ると非常に大きく見える選手で、いかにも一発がありそうな雰囲気をもった選手です。2017年は打率.271、HR19、58 RBI。
STL→ATL
2017シーズン後半からブレーブスへ移籍しましたが、それまではカージナルス一筋。HR20本、打率.270ほど見込める選手です。
2014年のNLCSでのエラー
上記のようにマット・アダムスの打力はアダム・リンドの数字をきれいに埋める形をとっていますが、もし進化がないならという前提ですが、マット・アダムスは守備がうまくありません。筆者には2014年のSTL-SFGのNLCSでのエラーが結構な印象に残っており、1BかDH、代打での起用に限られると思います。
ポジション
アダム・リンドは外野もこなせたのは大きいですが、マット・アダムスはちょっと外野は無理でしょうね。よって、守備力の分でアダム・リンドがいなくなった分を補えてはいませんが、とにかく長打の期待できる選手ということで獲得に至ったと思われます。
PHも
実際は、2015シーズンから3Bから1Bへコンバートされたライアン・ジマーマンのバックアップ、もしくは投手が打席に入るナ・リーグなので、投手交代時の代打などの起用が多くなると思います。
とにかく迫力十分の選手なので、ナッツにとっては他チームの投手にプレッシャーをかけられるいい選手ではないかと思います。
日本人選手の移籍情報
イチロー
その他の情報ですが、イチロー選手の情報がなかなか入ってこないです。複数のサイトを調べたのですが、マリナーズはおそらく獲得しないと思われます。理由はGMは若返りをはかりたい意思を持っているからです。
もっとも、経営権のあるオーナーがどう判断するかにも依りますが、少なくともGMは獲らない判断をしているのではないか?と思います。メジャーは本当に若手枠を確保したがりますので、なかなか経験を重視しないところが歯がゆいですね。
上原
上原投手もまだ決まっておりません。メジャーからのオファーがなければ引退すると公言されておりますが、私はリリーバーの弱いナッツこそ、手を挙げるべきではないか?などと考えているのですが、どうなるでしょうか?
牧田投手は年明けになりそうですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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