カブスが左腕を補強
こんにちは。
現地2017年1月24日はマリナーズがかつてのスラッガー、エドガー・マルチネスのつけていた背番号11を永久欠番にしたなどの素晴らしい話題もあったのですが、カブスのいい補強について取り上げたいと思います。
ブレット・アンダーソンを獲得
複数のソースによりますと、カブスがドジャースからFAとなっていた左腕のブレット・アンダーソン( Brett Anderson)を獲得した模様です。
フィジカル・チェック待ちです。目的はブルベン強化。
ブレット・アンダーソンと言えばOAK時代の活躍が目を引きましたね。
キャリア・ハイはルーキー・イヤー
それが数字にも現れていて、勝ち星で行くとルーキー・イヤーがキャリア・ハイです。
Year | Age | Tm | Lg | W | L | ERA | G | GS |
2009 | 21 | OAK | AL | 11 | 11 | 4.06 | 30 | 30 |
2010 | 22 | OAK | AL | 7 | 6 | 2.80 | 19 | 19 |
2011 | 23 | OAK | AL | 3 | 6 | 4.00 | 13 | 13 |
2012 | 24 | OAK | AL | 4 | 2 | 2.57 | 6 | 6 |
2013 | 25 | OAK | AL | 1 | 4 | 6.04 | 16 | 5 |
2014 | 26 | COL | NL | 1 | 3 | 2.91 | 8 | 8 |
2015 | 27 | LAD | NL | 10 | 9 | 3.69 | 31 | 31 |
2016 | 28 | LAD | NL | 1 | 2 | 11.91 | 4 | 3 |
右打者の方が相性がいい
実績もあり、投げ方も美しい左腕です。左打者に強いとばかり思っていたのですが、通算では右打者の方が相性がいいようです。
右打者に対しては.258、左打者に対しては.304。
いい左腕に違いないのですが、フィジカル・チェックが問題です。
2016シーズンは11.1イニング
手首、腰、すぐにできるマメに悩まされた2016シーズンは11.1イニングで終わっています。
キャリア8年の大半を先発として過ごしているものの、ふた桁勝利をあげたのはルーキーイヤーの2009年と2015年のみ。あとは故障に泣かされてきた経緯があります。
したがってカブスは獲得にあたり、アリゾナで実際の投球を見て決めたようです。非常に念入りですね。
契約は年350万ドルで、インセンティブを入れると1000万ドルを超える金額になりそう。
昨シーズン1勝にとどまっている投手に対する契約としては破格の待遇です。それくらいカブスはブレット・アンダーソンに期待しているということですね。
リリーバーとして期待
カブスは先発でというよりはリリーフで起用するプランを考えているようです。
ブレット・アンダーソンはルーキーイヤーに投げすぎたせいか、以降、故障がちです。実際、その年以降は登板試合数も減っていますし、怪我と戦ってきたのがよくわかります。
仮にブレット・アンダーソンがヘルシーなら、カブスのプルペンは非常に厚くなりますね。
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