アトランタ・ブレーブスの今後のチーム構成に大きな打撃が生じました。
現地2017年11月22日、元GMのジョン・コッポレラ氏に永久追放の処分が下されました。同時に13人のプロスペクトが契約無効として急遽FAとなる事態に。
いったい、何が起こっているのか?
ジョン・コッポレラ氏は2015年から2017年にかけて契約したベネズエラなどの米国・カナダ以外の有望な外国人選手と契約しました。
その際、インターナショナル・サイニング・ボーナスという契約金の上限枠を過小に偽って、現地の選手と契約。これが判明したことで永久追放となっています。
インターナショナル・サイニング・ボーナスは球団ごとに設けられている資金の限度枠のことです。
こうすることで金満な球団に有望選手が偏ることを防ぐ戦力均衡化策の1つです。さすがに無制限だと安いうちに青田買いしまくる球団も出てきますから、戦力の偏り防止と選手がゲームに出られるチャンスを広げる意味においても設けられている制度です。
なお、この権利も選手のトレードの条件として取り交わされることがあります。
その余波を受け、当時契約した13人のプロスペクトが契約無効となり、FAとなっています。
Juan Contreras;ドミニカ共和国・RHP
Yefri del Rosario; ドミニカ共和国・RHP
Abrahan Gutierrez; ベネズエラ・捕手
Kevin Maitan; ベネズエラ・内野手
Juan Carlos Negret; キューバ・OF
Yenci Peña; ドミニカ共和国・SS
Yunior Severino; ドミニカ共和国・SS
Livan Soto; ベネズエラ・SS
Guillermo Zuniga; コロンビア・RHP
Brandol Mezquita; ドミニカ共和国・OF
Angel Rojas; ドミニカ共和国・SS
Antonio Sucre; ベネズエラ・OF
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Robert Puason;14才、ドミニカ共和国・SS
Robert Puasonには2019年に年齢に達した時には、ブレーブスやでという前金を払っていたようです。彼の場合はFAというよりは契約無効ということで、2019年にはあらためてどこかの球団と契約になるとおもいます。
以上がことの大筋になります。
ブレーブス、これは痛いですね!
なお、別件ですが、大谷投手は無事にアメリカに移籍できることになりました。新ポスティングが有効となりました。
日ハムは20million を入札で得ることになります。入札球団が決まってから、契約が進みますから年内にはメジャー・リーガー大谷選手が誕生しそうです。
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