開幕9連勝中のP・コービン
いいゲームでした!
現地2013年6月17日、チェイス・フィールドで行われた、ダイヤモンドバックス VS マーリンズのゲームは、注目度は低かったものの、とてもいいゲームでした。
開幕以来負けなしの9連勝中のDバックス、パトリック・コービン(Corbin)は、4月28日から6月2日まで、7戦7勝という快挙を見せながらも、ここ2試合勝ち星から遠ざかっております。
ただ、コービンは先発としてゲームを作っているため、投げた試合はチームは必ず勝つといういい循環は続いておりました。
Score Marlins 3-2 D backs(2013/06/17)
今日の試合はどうだったかといいますと、、、、
今日の試合もナイスピッチングを見せてくれました。5回までは味方のエラーと、四球でランナーを出しながらも、全く危なげない投球を披露。
ポール・ゴールドシュミットのHRで先制
その間にポール・ゴールドシュミット(Goldschmidt)のHRとタイムリーで2点をリードし、ゲームを折り返します。
6回表、マーリンズのリードオフ、ファン・ピエール(Pierre)の技ありのレフト前シングルによる出塁で、ここのところ本来の調子を取り戻しているジャンカルロ・スタントン(Stanton)まで回ってしまいます。
ジャンカルロ・スタントンは3球目のファストボールをレフトへ強振。どこまで飛ぶのかという考えられないくらいの当たりを放ち、これが2ランホームランに。パトリック・コービン、2-2の同点に追いつかれます。コービンの今日浴びた2安打はこれだけ。
P・コービンの成績
パトリック・コービンは8回106球を投げ、被安打2、失点2、与四球1、奪三振7、被本塁打1と今日もいい仕事をしてました。
残念ながら、今日も勝ち星はつかず。
ジャンカルロ・スタントンが殊勲の勝ち越しHR
2-2の同点のまま、終盤9回を迎えたこのゲーム。Dバックスは、2012年マーリンズでクローザーを任されていたベテランのヒース・ベル(Bell)が登板。9回裏の味方打線の奮起に繋げたいところです。
ベルは先頭のエド・ルーカスを空振り三振にしとめ1アウト。ここで6回に同点2ランホームランを放ったジャンカルロ・スタントンに打席が回ります。
ヒース・ベル
慎重にカーブから入って2ストライクと追い込んだヒース・ベル。早々に追い込んで投手ペースに持ちこみます。まだまだ健在のファストボールで空振りを取りに行きますが、ファウルで粘られ、5球目でした。
4球目のカーブがボールになったところで、真っ直ぐに的を絞っていたジャンカルロ・スタントンは5球目の95マイルのファストボールにバットをぶつけるように対応。
高めに浮いたボールを叩いた打球はライトへぐんぐん伸びてこれが勝ち越しホームランに。
ヒース・ベルは、打たれてはいけないところで、打たしてはいけないバッターにホームランを与えてしまいました。これは悔しいでしょうね。これでマーリンズが3-2とリードしました。
マーリンズのS・シーシェック
9回裏のDバックスは、マーリンズのクローザー、スティーブ・シシェック(Cishek)に三人で斬って取られ、初戦を落としました。
ジャンカルロ・スタントンの腕の太さは、尋常ではない太さですが、圧倒的な右腕の押し込みを感じる2本のホームランでした。これから、量産しそうですね!!
↓すごすぎた1本目のムーンショットHR!(6回表)
【動画】Stanton’s two-run moonshot (2013年6月17日)
9回表、この日2本目の勝ち越しHR。これもスゴイ当たりでした。
今回はDバックスが敗れてしまったため、「パトリック・コービンが先発したゲームは必ず勝つ」というジンクスはこれで途切れました。
ただ、敗戦がヒース・ベルについたため、コービンは次の登板で勝利投手になれば、今日のシャーザーのように開幕10連勝ということになります。
次に期待したいと思います。そして明日のジャンカルロ・スタントンも楽しみです(^^)
お読みいただき、ありがとうございました。
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