こんにちは(^^)
現地2013年1月28日、あのマイケル・ピネダ(Michael Pineda)が手術後はじめて投球を開始しました。
まだまだバッテリー間の半分の距離を軽く投げているところですが、回復は順調のようです。
2011年衝撃のデビュー戦(SEA時代)
マイケル・ピネダは、2011年マリナーズで衝撃的なデビューを果たしました。
まるで糸を引くかのようなストレートの球筋にファンは惚れ惚れしたものです。
レンジャーズ打線を黙らせるボールのキレにはビビりました。 6イニングを被安打5、失点3、奪三振4。四死球が1というのが際立っています。マリナーズが2-3で敗れ敗戦投手となりましたが、 いい投球を見せてくれました。
【動画】Pineda’s strong MLB debut(‘11/Apr/5)
デビュー後、約4ヶ月後の投球
すでに貫禄さえ漂っています。デビュー以来初の二桁奪三振を記録。6.1イニングを投げ、被安打1、失点2で勝利投手となり、 シーズン成績を9勝7敗としたゲームでした。
【動画】Pineda’s 10 strikeouts(’11/Jul/30)
2012年にNYYへトレード
その将来のエース候補を差し出しても、打撃補強に乗り出したかったマリナーズは2012年1月23日にヤンキースから将来の正捕手と目されていたヘスス・モンテロをトレードで獲得したのでした。
マリナーズにはオリーボといういい捕手もいたのですが、モンテーロも経験を積むべく、試合に出続け、結果2012は135試合に出場、打率(.260)、HR(15)と期待通りの活躍を見せました。
フィジカルチェックでもわからなかった!
一方、ピネダといういい投手を獲得したヤンキースでしたが、思いもよらない事態に遭遇することになります。
契約時のフィジカルチェックではMRIも含めなんの問題もなかったマイケル・ピネダでしたが、2012スプリング・トレーニング中の2月に右肩の故障が判明します。
症状も予想以上に悪く、結果的に5月に右肩の関節鏡視下手術(arthroscopic surgery)を受けることになり、最悪の事態に。
メジャーのフィジカルチェックでもわからなかったというのは、球団関係者にはショックだったようです。
術後の経過は順調で、徐々に投球の距離を伸ばしていき、早ければ2013シーズンの6月から7月にビッグリーグに上がってきそうです。
マイケル・ピネダ略歴
- 1989年1月18日生まれのドミニカ出身の24才。
- 身長:6’7’’(200.66cm)、265lb(120.2キロ)
- Bats: Right, Throws: Right
- 2005年マリナーズと契約。MLBデビューが2011.4.5
- 稼働は2011のみ。28試合の登板全てが先発。
- イニング:171.0、被安打:133、失点:76
- 9勝10敗、ERA:3.74、173奪三振
- WHIP:1.099
- 2011オールスターに出場(1回を2奪三振)
ピネダの持ち球
- 4シーム:94-97マイル(最速:156.1キロ):58.2%
- 2シーム:96.7マイル(155.6キロ):2.1%
- カッター:95マイル(152.8キロ):4.7%
- スライダー:84マイル(135.2キロ):32%
- チェンジアップ:86.3マイル(138.9キロ):2.9%
スピードの落差が約10マイル(16キロ)と、差が20キロに近いところまであるのが魅力です。
ピネダの2013のマウンドに期待します(^^)
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _*)m
コメント