マダックスの芸術性
こんにちは。
現地2017年7月22日もMLBでは熱戦が繰り広げられておりますが、面白い情報を見つけましたので、おつきあいください。
ちょうど20年前のこの日、ブレーブスの大エース、グレッグ・マダックスがなんとたった76球で完投勝利を上げました!
現地1997年7月22日 @リグレー
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ATL | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 | 8 | 0 |
CHC | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 0 |
WP: Greg Maddux (14-3) • LP: Geremi Gonzalez (7-3)
マダックスのピッチングの成績です↓。
IP | H | R | ER | BB | SO | HR | ERA | BF | PIT | STR |
9 | 5 | 1 | 1 | 0 | 6 | 0 | 2.36 | 31 | 76 | 63 |
9イニング投げて、被安打1、1失点。球数が76でそのうちストライク(STR)がなんと63。まったくの無駄なし。
その模様です。
マダックスの球速レンジ
動画を見てもボールの動き具合が半端ではないですね。
MAXで90mph=144kmhほど
マダックスの球速は速い部類に入るシンカーでも90マイル(144キロ)をちょこっと上回る程度。
ほとんどが85mphから90mph。キロに直すと135キロから144キロのレンジに収まります。
チェンジアップが78mph
チェンジアップがこのレンジを少し下回る78mph(125キロ)から85mph(135キロ)ほど。
カーブは60マイル後半を記録
そしてカーブ・スライダーに至ってはそれ以下。60マイル半ばを記録したことがあります。
特にカーブの曲がりが非常に大きいですね。
これでメジャーで355勝。
コントロール(急激な曲がりを伴う変化球があるというのが大前提ですが)とコンビネーションでこれだけ勝てるのですね。
芸術を見るようです。本当にすごいピッチャーでしたね。
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